行政書士開業準備の記録⑥|初受任と開業準備の一区切り

開業準備⑥

この記事は、行政書士登録前に書いていた「開業準備の記録」シリーズの第6回です。

行政書士試験に合格してから、実際に行政書士として登録・開業するまでの準備過程を、当時の気持ちや迷いも含めて残しています。今回の記事は、2024年8月の活動報告です。8月は、お問い合わせ対応、相談会の見学、実務講座の継続、そして初めての業務受任など、開業準備から実務へと少しずつ移っていく大きな節目の月になりました。

今回は、8月の活動を振り返ります。

8月は、お問い合わせへの対応、相談会の見学、実務講座の受講、そして初めての業務受任など、これまでの開業準備が少しずつ実際の仕事につながり始めた月でした。そして、私にとっては、この8月をもって「開業準備」という段階が一区切りとなりました。

もちろん、行政書士としての勉強や準備に終わりはありません。むしろ、実際に業務を受け始めてからの方が、学ぶべきことの多さを痛感します。それでも、行政書士試験に合格してから登録・開業に向けて走ってきた期間は、ここで一つの区切りを迎えたように感じています。

以前、開業までにしなければならないことについてもまとめています。行政書士登録前の準備に興味がある方は、そちらもあわせてご覧ください。

2024年8月の活動

8月は、開業準備を進めながら、実際の業務やお問い合わせ対応も始まった月でした。これまでは「準備すること」が中心でしたが、8月は少しずつ「行政書士として対応すること」が増えてきたように感じます。

ブログを24記事書きました

8月は、ブログを24記事書きました。開業準備中は、できるだけブログを更新しようと決めていました。ただ、実際にお問い合わせが入るようになると、どうしてもブログを書く時間が取れない日も増えてきました。それでも、お問い合わせをいただけるようになったのは、これまで記事を書き続けてきたことも少しは関係しているのではないかと思っています。

開業直後は、実績も知名度もありません。だからこそ、自分が何を考え、どのような分野に関心を持ち、どのような姿勢で仕事をしていきたいのかを、少しずつ発信しておくことは大切だと感じました。今後はもっと忙しくなるかもしれません。時間があるときに、まとめて記事を書きながら、無理なく発信を続けていきたいと思います。

相談会を見学しました

8月は、いくつかの相談会を見学させていただきました。先輩行政書士の先生方が、ご相談者様のお話をどのように聞き、どのように整理し、どのように説明されているのかを間近で見ることができました。

実務書や講義で学ぶことも大切ですが、実際の相談対応を見ることで初めて分かることも多いです。特に、相談者の方が不安を抱えて来られている場面では、単に知識を伝えるだけではなく、相手の状況を丁寧に受け止める姿勢が重要なのだと感じました。9月以降も、可能な範囲で相談会や研修に参加し、実務の現場から学んでいきたいと思います。

名刺交換の機会が増えました

相談会やイベントなどに参加し、行政書士の先輩方をはじめ、さまざまな方と名刺交換をさせていただきました。開業準備中に名刺を作ったときは、「本当にこれを配る日が来るのかな」と少し不思議な気持ちもありました。でも、実際に名刺交換をする機会が増えると、自分が行政書士として一歩ずつ外に出ていることを実感します。また、他の方の名刺を見ることも、とても勉強になりました。肩書き、専門分野、デザイン、色使い、情報の載せ方。名刺一枚にも、その人の仕事の見せ方が表れていると感じます。次に名刺を作り直すときは、今のデザインを少し見直してみたいと思いました。

実務講座も継続中です

8月も、伊藤塾さんの実務講座を継続して受講しました。契約業務の勉強をしたほか、国際業務の理論編をもう一度確認しました。特に、私は今後、外国人の在留資格に関する業務を専門分野の一つにしていきたいと考えていたため、国際業務の講義は繰り返し聞きました。8月だけでも、同じ講義を3回聞いた部分があります。それでも、まだ分からないところがあります。条文、省令、告示、実務上の運用が、頭の中でまだ十分につながっていないのだと思います。行政書士試験に合格したからといって、すぐに実務ができるわけではありません。むしろ、合格してからが本当の勉強の始まりなのだと感じています。

複数のお問い合わせと、初めての業務受任

8月も、外国人の方から複数のお問い合わせがありました。内容としては、在留資格を取得できるか、どのような手続きが必要かといったご相談が多かったです。そして、8月は私にとって、初めて業務を受任した月でもあります。

初めての業務は、自動車登録でした。今思い返しても、車台番号を書くときは本当に緊張しました。絶対に間違えてはいけない。そう思うと、手が震えるような感覚がありました。

自動車登録以外にも、いくつか業務を受任し、行政書士として少しずつ実務に入っていくことになりました。もちろん、まだまだ分からないことばかりです。それでも、実際に依頼を受け、書類を確認し、責任を持って進める経験を通じて、行政書士として一歩踏み出せたように感じました。今後も、研修会や相談会に参加し、実務の知識と経験を積み重ねていきたいと思います。

9月以降の予定

9月以降は、次のような予定があります。

  • 起業家セミナーの受講
  • 行政書士会の研修会への参加
  • 実務講座の継続
  • ブログ記事の更新
  • 挨拶はがきの発送

9月も、いくつかの研修会に参加する予定です。また、起業家セミナーも最終回を迎えます。

行政書士として仕事をしていくうえで、実務知識だけでなく、事務所経営や営業、地域でのつながりも大切になっていくのだと感じています。今後も、有益なセミナーや研修があれば、積極的に参加していきたいと思います。

開業準備を終えて感じたこと

行政書士試験に合格してから、登録・開業に向けて準備を進めてきました。備品をそろえ、名刺を作り、ホームページを整え、ブログを書き、実務講座を受け、相談会を見学し、少しずつ外に出ていく。

準備している間は、「本当に依頼が来るのだろうか」「自分に対応できるのだろうか」と不安になることも多かったです。それでも、8月に初めて業務を受任し、実際に行政書士として仕事を進める経験をしました。

そのとき、開業準備はここで一区切りなのだと感じました。ここから先は、「準備中の人」ではなく、実際に責任を持って業務を行う行政書士として、日々学びながら進んでいく段階です。まだまだ未熟ですが、これからも一つひとつの業務に丁寧に向き合い、経験を積み重ねていきたいと思います。

行政書士開業準備シリーズについて

このシリーズでは、行政書士試験合格後から登録・開業までに行った準備、考えたこと、悩んだことを記録しています。現在とは状況や考え方が変わっている部分もありますが、当時のリアルな記録として残しています。これから行政書士を目指す方、登録準備中の方、開業直後で不安を感じている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

では、また。

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