行政書士開業準備の記録④|本申請・事務所調査・融資決定までの1か月

この記事は、行政書士登録前から書いていた「開業準備の記録」シリーズの第4回です。

行政書士試験に合格してから、実際に行政書士として登録・開業するまでの準備過程を、当時の気持ちや迷いも含めて残しています。今回の記事は、2024年6月の活動報告です。6月は、事務所調査、日本政策金融公庫の融資決定、実務講座の実践編、起業家セミナーへの参加など、開業に向けて一気に現実味が増した月でした。

今回は、2024年6月の活動を振り返ります。6月は、家のことが少し落ち着き、現在の仕事と行政書士の開業準備に集中できた月でした。行政書士会への本申請、事務所調査、実務講座の実践編、起業家セミナー、日本政策金融公庫からの融資決定など、これまでの準備の中でも特に動きの多い1か月だったと思います。登録前の緊張感もありましたが、「いよいよ本当に開業が近づいている」と実感する出来事が増えてきました。

以前、開業までにしなければならないことについてもまとめています。行政書士登録前の準備に興味がある方は、そちらもあわせてご覧ください。

2024年6月の活動

6月は、これまでで一番アクティブな1か月でした。開業準備は、机の上で計画を立てるだけでは進みません。行政書士会へ行く、事務所調査を受ける、融資の結果を待つ、ホームページを整える、セミナーに参加する。そうした一つひとつの行動が、少しずつ開業に近づいている実感につながりました。

ブログを38記事書きました

6月は、ブログを38記事書きました。目標は20記事以上だったので、かなり大きく目標を達成することができました。6月は、家のことが少し落ち着き、開業準備に集中できたことが大きかったと思います。ブログを書いていると、単に記事が増えるだけではなく、自分自身の考えも整理されていきます。行政書士としてどのような業務を扱いたいのか、どのようなお客様を支援したいのか、どの分野を深く勉強していきたいのか。書きながら、自分の方向性を確認していたようにも思います。もうすぐブログ記事が90記事に近づいてきました。開業までに100記事は達成できそうです。もちろん、記事数だけを目標にするのではなく、これからはより正確で、実務に役立つ内容にしていきたいと思っています。

本申請と事務所調査がありました

6月上旬に、県の行政書士会へ本申請に行ってきました。私の町から行政書士会がある町まではかなり遠いため、当日は新幹線を使いました。遅れてはいけないと思い、早めに行動したところ、なんと30分以上も早く到着してしまいました。

早すぎてもいけないので、近くのカフェで時間をつぶしました。都会はいいですね。カフェがいくつもあって、少し落ち着くことができました。約束の5分ほど前に行政書士会の建物へ到着しました。

ドアの前で、「失礼します。○時にお約束しておりました○○と申します。」と何度も練習してから中に入りました。今思うと少し大げさかもしれませんが、そのときは本当に緊張していました。

書類の確認をした後、日付を記入しました。ただ日付を書くだけなのに、「間違えてはいけない」と思うと、かなり緊張しました。

その後、事務所調査や登録、交付式についての説明がありました。ここで、私は一つ反省しました。ちゃんとメモを取ればよかったのに、緊張のあまり「はい、はい」と聞くだけになってしまったのです。

帰りの新幹線で内容をまとめようとしたところ、すでに忘れてしまった部分もありました。登録前の手続きは、緊張する場面が多いです。だからこそ、説明を受けるときは、必ずメモを取るべきだと反省しました。

事務所調査を受けました

6月中旬には、事務所調査が行われました。支部会の役員の方が来られ、まずは事務所スペースを確認されました。その後、応接室で支部についての説明を受けました。

時間は1時間ほどでしたが、とても内容の濃い時間でした。事前に聞きたいことリストを書いていたのですが、やはり緊張してしまい、全部は聞けませんでした。それでも、絶対に確認しておきたいことだけは聞けたので、そこはよかったです。

事務所調査を受けるまでは、どのような雰囲気なのか分からず少し不安でした。でも、実際には、今後行政書士として活動していくうえでの説明やアドバイスもいただき、とてもありがたい時間でした。登録後は、積極的に支部の活動に参加して、まずは先輩行政書士の方々と知り合いになりたいと思いました。

実務講座の実践編が始まりました

6月から、受講している伊藤塾さんの実務講座の実践編がスタートしました。現時点では、遺言業務と補助金業務の講座を受講しました。特に遺言業務は、当時、主な業務の一つにしていこうと考えていたため、とても勉強になりました。お客様から依頼を受けた後、どのような流れで業務を進め、どのように完了まで持っていくのか。実務の流れが具体的に見えるようになったことは、大きな収穫でした。この講座を受けたことで、相続や遺言について、さらに深く勉強したいと思うようになりました。そのため、関連する書籍もいくつか購入しました。

6月のブログでは、認知症対策やエンディングノートについても記事を書き始めています。学んだことを記事にしてアウトプットすることで、自分の理解も少しずつ深まっていくように感じました。

日本政策金融公庫からの融資が決定しました

心配していた日本政策金融公庫からの融資ですが、無事に融資が決定しました。実際の融資は、行政書士としての登録後に行われる予定ですが、ひとまず大きな不安が一つ減りました。

開業してすぐに仕事が安定して入るとは限りません。むしろ、最初のうちは売上がない期間もあると考えておく必要があります。そのため、家賃などの固定費をどう支払っていくかは、開業準備中から大きな不安でした。

融資が決まったことで、開業後しばらくの資金面について、少し落ち着いて考えられるようになりました。行政書士として独立するということは、資格を使って仕事をするだけでなく、事務所を経営するということでもあります。この時期に資金計画の大切さを強く感じました。

ホームページの作成を進めました

まだ正式には公開できませんでしたが、ホームページのトップページを少し作成しました。登録前の段階では、行政書士として営業できる内容には注意が必要です。そのため、公開できる部分と、登録後に切り替える部分を意識しながら準備していました。

登録後からは、行政書士事務所のウェブサイトとして内容を整えていく予定です。また、今後は主な業務ごとにLPサイトを作成していくつもりです。ホームページは、開業直後の行政書士にとって大切な営業ツールになると思います。ただ作るだけではなく、誰に向けて、何を伝えるのかを考えながら、少しずつ整えていきたいです。

起業家セミナーが始まりました

事務所の近くで開かれている起業家セミナーに参加することになりました。毎週1回、約3か月間開催されるセミナーです。参加者は30名ほどで、皆さんがどのような事業を始めようとしているのか、とても興味がありました。初回は、参加者の方々とあまり話す機会がありませんでした。ただ、同じようにこれから事業を始めようとしている人たちと同じ場にいるだけでも、良い刺激になりました。行政書士として開業する私自身も、ひとりの事業者です。法律や実務だけではなく、事業を続けるための考え方も学んでいく必要があると感じました。次回以降は、他の参加者の方ともお話しできればと思っています。

7月以降の予定

7月以降は、次のようなことに取り組む予定です。

  • 起業家セミナーの受講
  • 実務講座の継続
  • ブログ記事の更新
  • ホームページのLPサイト作成
  • 挨拶はがきの送り先リスト作成
  • 挨拶はがきのデザイン作成

いよいよ、7月は登録月になるかもしれません。遅くとも8月には登録される見込みなので、行政書士としてのデビューが近づいてきました。気持ちは高ぶっていますが、こういうときこそ、目の前のことを丁寧に進めることが大切だと思っています。書類、ホームページ、ブログ、セミナー、研修、資金計画。やることはたくさんありますが、一つずつ確実に取り組んでいきたいです。

登録直前の6月を振り返って

6月は、これまでの開業準備の中でも特に大きな動きがあった月でした。本申請に行き、事務所調査を受け、融資も決まり、実務講座の実践編も始まりました。どれも一つひとつは別々の出来事ですが、振り返ると、すべてが「行政書士として開業する」という現実につながっていたように思います。

登録前は、期待もありますが、不安も大きいです。本当に仕事が来るのか、自分に対応できるのか、事務所を続けていけるのか。そうした不安はありましたが、準備を進める中で、少しずつ前に進んでいる実感もありました。

行政書士登録はゴールではなく、スタートです。そのスタートに向けて、6月はとても大切な準備期間になりました。

行政書士開業準備シリーズについて

このシリーズでは、行政書士試験合格後から登録・開業までに行った準備、考えたこと、悩んだことを記録しています。現在とは状況や考え方が変わっている部分もありますが、当時のリアルな記録として残しています。これから行政書士を目指す方、登録準備中の方、開業直後で不安を感じている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

では、また。

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